第2章 ××しないと出られない部屋その5 〔大般若長光/R18〕
「…きもひ…いぃ…れしゅか…」
咥えたままの璃杏がおれに気持ち良いか聞いてくる。
その上目遣いの視線も、淫靡で見るだけで背中が粟立ってきてしまう。
おいおい、おれの主はこんなに厭らしい審神者だったのか?
おれのものをしゃぶる主に更に欲が沸き上がり、おれは段々息があがってきた。
「ちょ…ちょっと離してくれ」
おれは、これ以上はだめだと璃杏の口から自分のものを離すよう頼む。
「…気持ち良くなかったですか…?」
途中で止めたことで心配そうにおれに聞いてくる主が可愛い。
だが、ここでおれが達してしまうと、これで扉が開いて終わってしまう。
せっかくだから互いに気持ち良くなってから外へ出ようじゃないか?
「いや…おれが気持ちよくなるより、璃杏を気持ちよくしたいんだ」
そう言って、おれは璃杏の腕を引っ張りそのままくるりと彼女を押し倒す。
「…え…と…?」
体勢の変わった璃杏から戸惑う声。
おれは彼女を覆うとそのまま片手でそっと彼女の片胸を包むように揉み出した。
「あ…えっ…と…」
下着の上からだとあまり快感を拾わないのか、戸惑う表情が変わらない。