第2章 revenge2
登校しながら、ドラケンさんにメールを入れた。
《 おはよ!三ツ谷さんの連絡先って教えてもらえるかな?》
学校に着き、タケミチくんに挨拶をして少し経つと、授業が始まった。
1時間目の授業が終わり、携帯を開いてみるとドラケンさんから返信が着ていた。
《 はよ。別にいいけど、マイキーは?》
と、その後にアルファベットの羅列がある。
《 ありがとう!マイキーさんにはちょっと聞けなくて・・・。》
すぐに返信が着て、そっかと着ていた。
さっそく、ドラケンさんから送られてきたアドレスに連絡を入れてみる。
《 三ツ谷さんですか?星那です。ドラケンさんに教えてもらいました。》
送ったあとにすぐ、次の授業の先生が来ていた。
そのまま4時間目までやり過ごし、昼休みになって携帯を見てみる。
《 おー星那ちゃん、どした?》
なんて返そう・・・。
とりあえず放課後会う約束して、やり取りを終えた。
放課後になると、急いで教室を出た。
三ツ谷さんは放課後部活があるらしく、学校に来て欲しいと言っていたので、教えてもらった学校に急いだ。
でも、不良なのにちゃんと部活やってるんだ。
なんか三ツ谷さんは1番しっかりしてそうだもんな。
三ツ谷さんの学校の校門に着いた。
銀髪を探すが、どこにも見当たらない。
校門で待ってるって言ってたんだけどな。
「星那ちゃん!」
聞いたことのある苦手な声に振り向いた。
「っ!?ぺーさん!!」
ぺーさんが三ツ谷さんのとこ案内してくれるらしい。
2人は同じ学校だと言った。
「あの、ぺーさん・・・パーさんのこと、止められなくてすみませんでした・・・。」
「なんで星那ちゃんが謝んだ?仕様がなかったんだ。パーちんは今ちゃんと、自分がしたことと向き合ってんだ、だからオレはパーちんが反省して出てくるのを待ってる。」
ぺーさんも本当はいい人なんだ。
パーさんが大好きだから、パーさんがしたことは悪いことだと認め、帰ってきた時、笑顔で迎える為に前を向いてる。
その後はあまり話しもせずに、家庭科室の前でぺーさんは止まった。