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腐った人生をもう一度【東リべ:マイキー】裏

第1章 revenge1


彼がたてる水音だけが、お風呂場に響く。


シャワーが止まり、お湯の中に入る気配がする。


「星那、こっちおいで。」


恐る恐る顔を上げて彼の方を見ると、両手を広げていた。


どうすればいいのかな?


「ほら。」


腕を引かれ、身体が半回転する。


「わっ!?」


彼の胸にすっぽり収まってしまった。

後ろから抱き締められ、ドキドキが止まらない。


「また、オレのシャンプー使ってくれたんだ。」


「あ、えっと・・・うん・・・。」


ご機嫌なのか、鼻歌を歌っている。


お腹に腕を回し、ぎゅっと引き付けられた。

さっきよりも身体が密着して、固まってしまう。


「星那、ガチガチじゃん。」


可愛いと囁き、肩にキスをされる。


「んっ・・・ちょ、マイキーさん・・・。」


チクッと痛みが走り、唇が離された。


「ね、マイキーさん・・・背中に、その・・・アレが・・・。」


「ん?んー、わざとあててる。」


彼のが、背中で存在感を増していく。


これって、どうしたらいいの?

触った方がいいの?

触ったら、喜ぶのかな・・・?


彼の腕を解き、向かい合った。


こてんと小首を傾げて、不思議そうに見つめられる。


彼の肩に手を置いて、軽く触れるだけのキスをする。


「ふっ、それだけ?」


「違うよっ・・・。」


もう一度キスをする。

今度はもっと深くて長いのを。


「んっ、ふっ・・・んぁ・・・。」


すぐに彼に主導権を握られて、口内を弄ばれる。


キスで気持ち良くなってちゃダメだ。


彼の肩に置いていた右手をゆっくりと下に滑らせた。


一際、熱を持ったソコに手を触れる。


「んっ!?」


驚いたのか、一瞬彼の動きが止まった。


そのまま固く立ち上がったソレを優しく握り、上下にゆっくりと動かしてみる。


っ!?


すぐに腕を掴まれ、動かせなくなった。

もう片方の手で頬を掴まれ、唇を離される。


「そんなことしたら、オレ、止まんなくなるよ?」


その言葉を無視して、もう一度キスをし、下を触ろうとしてみる。


すると、また唇を離される。


「ダメだって。声、響くから。」


また身体を回され、後ろから抱き締められた。


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