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腐った人生をもう一度【東リべ:マイキー】裏

第1章 revenge1


「タケミチくーん。」


ん?

ヒナとエマちゃんだ。


「8月3日って空いてる?」


「え?」


「タケミっちとお祭り行きたいんだって!」


お祭り?

え、私も行きたい!


タケミチくん、即答だ。


私もマイキーさんと行きたいな・・・。


「星那はもう誘ったのー?」


「え?」


「え、じゃないよ、マイキー!」


誘い難い・・・。


「あれ!?」


マイキーさんとドラケンさんを見て、びっくりしてる。


「よう、エマ。」


エマちゃんが2人に駆け寄っていく。


「え?仲直りしたの!?」


「エマ、うるさい。」


3人で話してると思ったら、急に、エマちゃんに呼ばれた。

近寄ると、エマちゃんがヒナのとこに戻っていく。


どういうこと?


こそっと言われた。

お祭りにマイキーを誘えって。


いや、だから・・・ムリだってー。


「星那どした?エマが話あるって言ってたけど。」


仕様がない、言うしかないか。


「8月3日のお祭り、一緒に行きたいなって・・・。」


「うん、いいよ!」


よかった、即答だった!

嬉しい。


ルンルンでヒナたちのとこに戻った。


その後は、遊ぶみんなを3人で見ていた。


どのくらいか経つと遊び疲れたのか、みんなが戻ってくる。


「星那、帰るよ。」


「うん!」


「今日はオレん家だから。」


肩を抱かれ、耳元でそう囁かれれば、真っ赤になるしかない。


彼はエマちゃんに、私の分の夜ご飯も作るように言う。


「エマちゃん、手伝うよ!」


「ダーメ、一緒にいるの。」


作ってもらうだけじゃ申し訳ないから、手伝おうとしたのに・・・。


「気にしないで、いちゃついとけ。」


エマちゃん・・・。

もうダメだ、恥ずかし過ぎる。

俯いて、顔を隠した。


佐野家に着くと、まっすぐにマイキーさんの部屋に連れて行かれる。


部屋に入った瞬間、激しく唇を奪われた。


耳を塞がれ、ぴちゃぴちゃといやらしい水音が頭の中に響く。


「はっ・・・あ、待って・・・んっ、あ・・・。」


彼の舌が激しく私の口内で蠢く。


ダメだ、腰に力が入らない。

必死に彼にしがみつくと、腰を支えられる。


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