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腐った人生をもう一度【東リべ:マイキー】裏

第7章 revenge4.5


パンパンと肌がぶつかり合う、乾いた音が部屋に響く。


「やばい・・・オレもう、イきそっ・・・!」


いつもよりも早い彼の限界に、少しの嬉しさと寂しさを覚える。

でも、何回もする彼を知ってる。

大人になって、こんな細くなり眠れなくなった彼に、そんな体力があるかわからないが・・・。


「うっ・・・くっ・・・!」


私のナカでなんの隔たりもなく精を放つと、私の上に覆い被さり動かなくなった。

次第には、規則正しい寝息が聞こえてくる。


え、ちょっと待って・・・挿ったままだけど・・・?


ま、いっか・・・寝れてるみたいだし。

イきそうだったの、寸止めされたけど・・・。


でも、起きるまでこのままか・・・保つかな、私の身体。


頭を優しく撫でるとサラサラした髪が彼の顔に落ちて、掻き上げて耳にかける。

あんなにフワフワでよく指に絡まってたのに、今はその白髪の髪に指を通しても、絡まり一つない。


どのくらいか髪を撫でていると、玄関のドアが開けられる音がした。

今何時だと思ってんの?

もう夜中だよ?

反社にとっては、そんなの関係ないか・・・。


とりあえず、このままここに来られても困る。


「そこで止まって、私の部屋から毛布を持って来てくれませんか?持って来たら、目を瞑って私にください。」


誰だかわからないが、リビングのドアを開ける音がしたので、急いで声をかけてお願いする。

その人は何も答えずに、リビングを後にした。

持って来てくれるのだろうか。


彼の部屋に何も声をかけずに入って来れるのは、彼と親しい人物だけだろう。

大体は彼の言うことを聞くだろうし、三途さんから話がいってれば、私の言うことも聞いてくれるはず・・・。


「持って来たけど・・・星那か?」


あれ?この声って・・・。


「ココ、さんですか?・・・あっ、待ってください!見ないでください!!」


急いで声をかけたが、もう遅かった。

カーテンが掛かっていない、ほぼガラス張りと言っていいくらいの大きな窓から指される月やネオンの光で、ココさんの鋭い目と視線が交差した。


一応、万次郎の身体で私の見えちゃいけないとこは隠れてるけど、この体勢は恥ずかし過ぎる。

蛙のような格好で万次郎を受け入れてる姿なんて・・・人に見せられないのに・・・。


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