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腐った人生をもう一度【東リべ:マイキー】裏

第1章 revenge1


本当に彼が愛しい。

人生をやり直してまで、手に入れた関係。

必ず私が彼を救う。


「オレが襲われちゃうー!」


「もう、変なこと言わないで・・・。」


っ!?

太腿のとこに固いのがあたってる。


「マイキーさん・・・?」


ゆっくり顔あげて彼を見る。


「きゃっ・・・!」


一気に視界が反転して、彼の顔を見上げる。


組み敷かれてしまった。


全部見えてる・・・。

隠したいのに、彼が両手を押さえてるから何も出来ない。


「好きな女が裸で抱き着いてるんだから、反応すんのはあたりまえだろ。」


「や・・・手、離して・・・見ないで・・・。」


恥ずかし過ぎて、どうにかなってしまいそう。


彼は微笑んで私を抱き起こし、おでこにキスをした。


「意地悪してごめんね?オレ、風呂入るから部屋で待ってて。」


こくんと頷いて、タオルを被った。


シュルシュルと布擦れの音がする。


彼が浴室に入ったのを確認して、服を着た。


心臓が痛い、身体が熱い。


下半身のぬるっとした感触を無視しながら、彼の部屋に戻った。


彼しか見てこなかった。

男の人は彼だけだった。


まさかこの歳になって、彼にファーストキスを奪われるなんて思いもしなかったなぁ。

出来れば、もう一つの初めても彼がよかった。

でも、14歳のこの身体なら・・・。


「わりぃ、待った?」


「え?あ、ううん。」


いつの間にかお風呂からあがった彼が戻ってきていた。


ベッドの上に座ってぼーっとしている私の顔を覗き込んでくる。


「怒ってる?」


「どうして?」


「さっき、星那の裸見て、真っ赤になったオマエを押し倒したから?」


「なっ・・・!」


ニヤついた顔で、私を見上げてくる。


意地悪・・・。


「んっ・・・なにするのっ・・・。」


スカートの中に手を入れて、太腿を撫でられる。


その腕を掴んで止めようとするけど、私の力じゃ全然意味なくて・・・。


「ねぇ星那、これ脱ご?」


ブラウスのボタンを外されていく。


「なんでっ!?ちょ、ちょっと待って!」


スカートも脱がされそうになる。


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