第1章 revenge1
そんな、ちょっと待って。
服が脱がされる・・・。
「シワんなるじゃん。」
そっか、そういうことか。
私、なに勘違いしてんの。
いや、それでも脱がすのはおかしい。
「待って・・・私、服これしかない。」
「下着で寝ればいいじゃん。」
何を言ってるんだこの人は。
っ!?
何してるの!?
「ちょ、なんで脱ぐの!?」
いきなり、彼がシャツを脱いだ。
「オレも脱ぐから、星那も脱いで。」
立ち上がり、ズボンも脱ごうとする彼の手を掴んだ。
「何もしないから。それ、脱いで?」
「恥ずかしい・・・。」
「さっき、全部見たけど?」
それでも恥ずかしいもんは恥ずかしいんだよ!!
ゆっくりと顔が近付いてきて、キスをされる。
上唇をぺろっと舐められて、唇の力が抜けたのを見逃さず、口内に舌が侵入してくる。
「ん・・・ふっ、んあ・・・。」
歯列をなぞられ、舌を絡ませられる。
くちゅぴちゅと卑猥な音をたてながら、彼は私の口内を弄ぶ。
力の抜けた私の身体は、服を脱がす彼の手を拒めずにいた。
たくさんの唾液が流し込まれ、私のと交ざり、より一層卑猥な水音を奏でる。
腰を持ち上げられ、スカートを脱がされた。
唾液が飲みきれずに、口の端をつたって溢れた。
下着姿にされた頃、ゆっくりと唇が離れていく。
腰が抜けたように力が入らなくて、彼の腕を引っ張りながら、後ろに倒れた。
「星那?」
生理的に出た涙が溢れた。
身体が熱い・・・苦しい・・・。
私を楽にして、マイキーさん・・・。
彼の目をキッと睨んだ。
してよ・・・私の中を貴方で溢れてさせて・・・。
「誘ってんの?」
その言葉に頷いた。
彼は熱を含んだ目で妖艶に笑った。
私の身体を軽く持ち上げて、下着のホックを慣れた手つきで外す。
まだ成長途中の胸を優しく揉みながら、また深いキスを落とされる。
「あ・・・んっ・・・。」
唇を離すとそのまま胸に移動して、ぷっくりと腫れた先を舌で転がした。
「んっ、ふっう・・・はぁっ・・・。」
「声、我慢すんじゃねぇよ。」
がぶりと噛み付かれ、大きく喘いだ。