第6章 revenge4
目の前に向かってくる奴を殴り倒し、次来るやつの顔に回し蹴りを食らわす。
足を地面に付けた瞬間飛び上がり、近くにいた顔面を殴り飛ばした。
タケミチくんのところに行かなきゃ、稀咲のとこに送り届けなきゃいけない。
タケミチくんに後ろから殴りかかろうとしていた奴を、八戒くんが殴り潰した。
「タケミっちの行く先に、道を作れぇぇ!!」
とアングリーさんが叫び、溝中のみんなも頑張ってくれてる。
「ついてこい、タケミっち!!稀咲までの道はなんとしてもあける!!オマエは絶っ対ェェ、あの野郎をぶっ飛ばせ!!」
タケミチくんの前で敵を蹴り飛ばしながら言う千冬と一緒に、敵を殴り倒す。
「タケミチくん!!私は君に全部預ける!!万次郎への想いも!だから、稀咲をやって!!」
タケミチくんを見ながら、背中に迫り来る敵を裏拳で倒した。
振り返って、拳で薙ぎ払う。
その時、横から来ていた拳に気付いていたが間に合わず、頬を殴られる。
「へっ、女がでしゃばってんじゃねぇぞ!」
女が女がって・・・そのセリフ、聞き飽きたんだよ!
その男を立ち上がって睨みつける。
「東京卍會総長側近、三浦星那!!大切なもの、全て守る為に、私はここにいる!!!」
胸に飛び蹴りをして、その男を倒した。
フラっと立ち上がった瞬間、2人の男に押さえ付けられた。
服を掴んで離そうとするが、離れる訳ないか。
腹にしがみついた男の股間を膝で潰し、離れた瞬間、蹴り飛ばす。
その男の後ろから殴りかかってくる奴がいた。
頬を殴られ、鉄の味が口の中に広がる。
後ろから押さえ付ける男から、なかなか逃れられない。
「星那ちゃん!」
「アングリーさん!!」
私を押さえ付ける奴を殴り飛ばしてくれて、自由になった私は、先程殴ってきた奴をぶん殴る。
ありがとうございますと礼を言い、千冬の元へ駆ける。
その時、視界の端で、ぺーさんがイザナに蹴り飛ばされた。
みんな呆気に取られ、動きが止まる。
東卍を勢い付けたぺーさんが、一発でノされた。
東卍の勢いが止まってしまう・・・。