• テキストサイズ

腐った人生をもう一度【東リべ:マイキー】裏

第6章 revenge4


「オレも一緒に行くぜ!タケミチ!!いつでもそうだったな!逃げねぇのはタケミチだけだった!星那ちゃんもその怪我、マイキーくんの妹を守る為に、頑張ったんだろ!」


オレもオレもと山岸くん、鈴木くん、山本くんが声をあげてくれる。

みんなもアッくんの言葉に足を止めた。


溝中のみんなが一緒に天竺に乗り込むぜと言ってくれる。


「アッくぅんっ・・・私、頑張ったのっ・・・頑張ったのに、守れなかったっ・・・!」


星那ちゃんが頑張ってるのは知ってるよとみんなが言ってくれた。

ずっと頑張ったねって言って欲しかった・・・ヒナも言ってくれた、だから私は、もっと頑張れる。


「タケミっちと星那ちゃんはよぉ、勝てる喧嘩はしねぇんだよな。」


いつも笑顔でいてくれるあの人が、車椅子に乗って、そこにいる。


「バカだからな、タケミっちと星那ちゃんはいつでも逃げねぇんだよ。」


いつも優しい兄貴のあの人が、車椅子に乗って、そこにいる。


三ツ谷さんがこいつら2人も連れてってやってくれと言っている。

八戒くんと・・・スマイリーさんにそっくりだけど、怒った顔をしてる人。

この人がアングリーさん?


三ツ谷さんとスマイリーさんの名前を呼ぶと、泣くなよと笑ってくれた。


千冬が声をあげる。


「勝算はねぇ!!でもここで負けたら、東卍は終わりだ。オレらがオレらである為には、証明するしかねぇだろ!!マイキーくんがいなくたって、東卍は負けねぇってよぉ!!」


みんなが感化されて、歓声をあげる。

そして、東卍コールが夜空に響いた。


「千冬、星那ちゃん、オレは・・・エマちゃんも場地くんも救う。どうすればいいかはわかんない、でも、オレらのタイムリープ自体ありえねぇことだし、不可能はねぇはずだ・・・このままじゃ、終わらせねぇ!!」


「うん、私も一緒にやるよ。」


タケミチくんを先頭に、東卍は胸を張って歩き出す。


/ 297ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp