第6章 revenge4
部屋に戻るとまた万次郎に呼ばれて、膝の上に座らせられる。
お腹に手を回されて、ぎゅっと引き寄せられる。
「なぁ、触られたって、どこ?どんな風に?」
え、いや・・・ここでは言えないよ・・・。
答えろと強めに言われて、ボソボソと答える。
「胸、触られて、舐められた・・・下も、直接触られた・・・。」
ごめん、イっちゃったと続けると、服の中に手を入れて、胸を触ってくる。
「ダメっ・・・私、エマちゃんと離れたくない。」
「は?・・・エマ?」
エマちゃんにそこにいろと言うと、私を横にならせて布団を被った。
いや、まさか・・・このままするの?
イかせるだけだからと言われて、抵抗する。
さすがに嫌だ。
わかった、ちょっと消毒するだけにするからと言われ、意味がわからない。
布団の端を掴ませられて、彼はそのまま布団の中で胸を舐めて下に行くと、ショーツを下げ足を広げて、陰部を舐める。
ムリだって、こんなの・・・恥ずかしい。
最後にペロっと陰核を舐め上げると、舌を離し、服を全部元通りに戻して、布団から顔を出した。
彼はエマちゃんとドラケンさんに批難されるけど、気にせずに私に抱き着く。
ドラケンさんに、稀咲や半間に他に何か聞いたか?と聞かれたが、エマちゃんを殺すのは本当かどうかわからないので、ううんと答えた。
私1人でエマちゃんを守らないと。
「ねぇ万次郎・・・私は万次郎だけだよ。」
「そんなん知ってっけど。」
ベッドの端に座り直すと、また後ろから抱き着かれる。
半間やイヌピーくんにいくら好きだと大切にされても、それだけは変わるはずかない。
20年間ずっとこの人だけを愛した私・・・今はこんなに愛されてるんだ、何があったって、離れられないんだよ。
後ろの万次郎の首に顔を擦り寄せる。
「なぁ、それ・・・なに?」
「え?」
バッと胸元を開かれて、上から覗かれる。
あぁ、そういえば、キスマーク付けられてたっけ。
「マジで殺せばよかった・・・。」
大丈夫、消えるよと囁いて、襟を掴んだ彼の手をそっと握って離す。
万次郎は私をぎゅっと抱き竦めた。