第6章 revenge4
ここは・・・。
「お目覚めかぁ?オヒメサマ。」
半間!?
なんで半間が・・・?
手を後ろ手に縛られている。
稀咲もいる。
稀咲は私に黒川イザナを知ってるかと問いかけてきた。
黒川イザナって・・・誰?
「マイキーの兄貴だ。」
万次郎の・・・?
真一郎さんだけじゃないの?
黒川イザナはエマちゃんの兄、そして天竺総長だと言っている。
「佐野エマを殺したら、マイキーはどうなるだろうな?」
エマちゃんを殺す?・・・なに言ってんの、こいつ。
稀咲を睨んだ。
半間が腰を掴んできて、気持ち悪い。
「オマエがこのまま半間といるんなら、佐野エマには手を出さねぇ。」
私がここにいるんなら、エマちゃんを殺さない・・・じゃあ、私はなんで未来で万次郎といたの?
私がここから逃げて、エマちゃんが殺された・・・?
違う・・・私が半間といると言っても、結局エマちゃんのことを殺したんだ。
エマちゃんが死んだら・・・万次郎は・・・。
万次郎にとってエマちゃんは、とても大切な存在のはずだ。
私はどうすればいい・・・逃げても逃げなくても、こいつらはエマちゃんを殺す。
待って・・・エマちゃんは黒川イザナの妹なのに、許してんの?
「っ!?ちょ・・・やっ、やめっ・・・!!」
半間が服を捲り、胸を触ってくる。
気持ち悪い・・・万次郎以外にこんな・・・やだ・・・。
身体を捻って反抗しても、壁に押し付けられて足の上に跨られれば、何も動くことが出来なかった。
稀咲がいなくなる。
胸に口を付けて吸い、何個も跡を付けられていく。
嫌だ・・・助けて、万次郎・・・。
涙が溢れてくる。
「オイオイ、オヒメサマ、泣くなよ・・・最後まではやんねぇからよぉ。」
そんなの、信じられる訳ないじゃん。
背中に手を回されてホックが外されると、すぐにブラを捲られて胸を出される。
乳首に吸いつかれて、ボッーと上を眺めていると、半間は私の口に指を入れて唾液を絡め取り、その手をショーツの中に入れた。
唾液で濡れたヌルっとした指が陰核を撫でると、腰を浮かせて反応してしまう。
やだ・・・どうして、万次郎じゃないのに・・・。