第6章 revenge4
シャワーを終えて彼の部屋に来ても、ずっと彼にくっついて、涙を流す。
どうして、止まってくれないの・・・。
「なんか、嫌なことでもあった?」
「まんじろうが・・・まんじろっ、がぁあ・・・!!」
彼の服がまた、涙で濡れていく。
その服を脱がせて、胸にキスをしていく。
大丈夫、万次郎はここにいる・・・私の傍にいてくれる。
私も服を脱ぎ抱き着いて、身体全部で、彼が生きていることを確かめる。
どのくらいかそうしていると、彼が携帯を貸してと言ったので貸すと、母に連絡をして、今日泊まることを伝えた。
「いいよな?・・・今、オレから離れたくねぇんだろ?」
返事の代わりにぎゅっと抱き締める。
こんなにも愛しい人が目の前で死んでしまうなんて・・・思わなかった。
ウトウトとしてくると、彼はそれに気付き、ベッドに移してくれた。
また抱き締め直し、顔をあげてキスをすると、唇を舐められたので薄く開くと、温かい舌が滑り込んでくる。
それに応えるように舌を出して、絡めていく。
ただ、ユルユルと絡めて、たまに唇を離して溜まった唾液を飲み込み、また絡ませる。
彼はもう何があったか聞いて来なくて、ただ私を落ち着かせるようにキスをして、髪をクシャっと撫でながら、愛してくれる。
唇を離して見つめ合うと、自然に笑えた。
そんな私を見て、彼も優しく微笑んでくれる。
「私、ちゃんと万次郎のこと叱るから、ずっと一緒にいて・・・いつまでもずっと・・・。」
「うん、一緒にいるよ・・・てか、離す訳ねぇじゃん。」
彼は抱き締めたかと思うと、私を持ち上げて動き、私を彼の上に乗せる。
「重くない?」
「ん、全然。おっぱい、すげぇ。」
少し胸を浮かせて、触る?と聞けば、優しくヤワヤワと触った。
彼の手が離れないようにゆっくり動いて、すぐ近くにあった彼の乳首を舐める。
チロチロと舐めていると、お腹に固いものがあたった。
足を跨るように開いて、彼の中心に手を伸ばす。
もう少しで届く時に、彼がその手を掴んだ。
「今日はいい。オマエのこと、気持ちよくしてやる。」
そう言うと、私を仰向けにさせ、胸に口を付けてショーツの中に手を入れた。