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腐った人生をもう一度【東リべ:マイキー】裏

第5章 revenge3.5


目を開けると、部屋は陽の光で明るくなっていた。


そっか私、気ぃ失っちゃって・・・。


起き上がるとシャラっと、首で何か動いた。


「起きた?」


見る前に声をかけられそちらを向くと、上半身裸でソファーに座っている万次郎がいた。


「寒くないの?」


全然と言って近付いて来て、正面から私の背中に手を回して、腕を掴む。


「わり、これ・・・鍵ないと取れないんだって。」


理解をするのに、少し時間がかかった。

そうだ、昨日、手錠付けられて・・・え、取れないの?


後でドラケンさんが探して持って来てくれるらしい。


あ、首に付いてるのって・・・。

見ると、リングのネックレスがあった。

ピンクゴールドで、周りにはピンクの石がはめ込まれている。


オレも付けてるよと言われ胸元を見てみると、エナメル系のレッドで赤い石がはめ込まれたリングだった。


ありがとうと伝えると、そっと抱き締めてくれる。


「オレも貰ったから、ブレスレット。」


絶対、比べ物になんないくらい高いと思うんだけど・・・。


抱き締め返したいんだけど、出来なくて、ちょっと悲しくなった。


手を離し、ショーツを履かせてくれる。

彼のズボンを貸してくれて、ちょっと大きめのパーカーも肩に掛けてくれた。


「あっ!・・・そういえば、万次郎イってないよね?・・・ごめんね・・・。」


「んーん、あの後、何回かしたから、いいよ。」


っ!?

驚いて彼を見る。

そして、ゴミ箱を見ると、開けられたコンドームの袋が何個か見えた。

見えるだけでも、3つはある・・・何回したの?

てゆか、万次郎って1回で何回出るの?


「星那、気ぃ失ってんのに感じてて、めっちゃエロかった。」


隣に座っている彼の肩を噛んだ。


いてっと言って反応するが、無視してプイっと顔を反らした。


その時、扉がコンコンと叩かれ、エマちゃんが声をかけた。

彼は返事をすると、エマちゃんが中に入ってくる。


「これ、ドラケンが渡してくれって。なんかマイキーが部屋から出て来るまで、ウチの部屋で待たせろって言ってんだけど?」


エマちゃんが彼に何かを手渡した。

鍵かな?


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