第5章 revenge3.5
ニコニコしながら、帯に手をかける。
どうしてそんな嬉しそうなんだろうと思いながら、彼のキレイな手が帯を解くのを見つめる。
帯の端を持った彼に立ってと言われて立った。
「あぁれぇって言って、クルクル回って。」
なんだそれ・・・時代劇とかにありそうなあれをやりたいのか?
とりあえず、あーれーと言って回った。
帯が全部取れて着物を脱いでたたもうとするが、たたみ方がわからない。
なんとなくたたんで荷物と一緒に置いておいた。
「ねぇ、今日の下着、すげぇ可愛くね?・・・もしかして、星那もする気だった?」
「っ!?ちっ・・・違う、くない・・・。」
彼はニヤっと笑った。
あれからしてないし・・・そりゃあ、私だってしたいよ・・・。
立ったまま彼はキスをしてきて、身体をまさぐる。
1度、唇を離して、至近距離で見つめられる。
「可愛いのはいいけどさ、どうせすぐ脱ぐんだぜ?」
そう言うと、また唇をくっつけて舌を絡ませながら、ブラのホックを外した。
背中を撫で回しながら、ピチュグチュと水音をたてて、口内を犯される。
快感に身体をクネクネと落ち着きなく動かすと、太腿を撫でられて、腰をピクピクと揺らした。
唇を離すと、反対を向かせられて、後ろから胸を揉まれる。
彼は肩を齧りながら、片手で乳首を弄り、もう片方の手で太腿を撫で回す。
気持ちよくて真っ直ぐ立っていられなくて、お尻を彼の固いとこに押し付けるように突き出させて、前屈みになる。
「そんな擦り付けてきて・・・欲しいの?」
「ちがっ・・・身体が、勝手に・・・!」
鼻で笑い、可愛いと言いながら、耳をカリッと噛んでくる。
耐えきれずに、あっと声を出してしまった。
彼はふふっと笑うと、太腿を触っていた手をゆっくりと上げて、下着越しに割れ目を軽く撫でる。
それに身体がビクッと反応してしまう。
割れ目の周りをなぞったり、手の平で陰部を包み、優しく撫でたりしてくる。
もっと欲しくて、彼の手を自分で押し付けた。
「星那、ダメだよ。」
私の手を離して、また優しく触れる。
もっと・・・もっと気持ちよくなりたい・・・また彼の手を触ると、彼はいいものがあると、私から離れた。