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腐った人生をもう一度【東リべ:マイキー】裏

第4章 revenge3


ドラケンさんが私を背負って、エマちゃんも一緒に私を送ってくれてる。


「エマちゃん、なんかごめん・・・ドラケンさんにおんぶしてもらって・・・。」


「えっ!?なんでウチに言うの!?・・・星那だから、許す!」


顔を真っ赤にして慌てたが、許してくれた。


「ドラケンさんも、ごめんね、ありがと。」


「全部マイキーのせいだ。こんな状態の星那ちゃん置いて、タケミっちと走りに行きやがって。」


許してあげてと笑うと、どっすかなぁと笑っている。


家に着き、玄関の中に入れてもらう。


「星那!!何してっ・・・えっと、どなた?」


「っ!?・・・ご、ごめんなさい・・・。」


鬼の形相で待ち構えていたのは、母だった。


「マイキーくんのお友達?」


なんでもかんでも、万次郎だと思ってんだね。


「ドラケンさんとエマちゃん。エマちゃんは万次郎の妹だよ。」


ドラケンさんとエマちゃんは挨拶をして、私を中まで連れて行ってくれる。


ありがとうとお礼を言って、帰ってもらった。

明日、万次郎に家に来るようにって言っておいてと、エマちゃんに頼んだ。


父も驚いて、何があったと聞いてくる。

当然だ、ここまで酷いのは初めてだから。


明日は確か、珍しく2人とも休みだったはず。

明日、万次郎が来てから話すと言って、母に手当てをしてもらった。

今日はもう疲れた。


母に手当てをしてもらいながら、ソファーで寝てしまった。




朝、手を握られる感覚がして、目が覚めた。


「・・・万次郎?」


「悪ぃ、起こしちまったな。」


時計を見ると、もうすぐお昼になろうといている。

そんな寝てたんだ。


ゆっくりと起き上がると、身体中が痛む。

背中も痛いな・・・何回も吹っ飛ばされたからなぁ・・・。


座って、服を脱ぐ。


「なんで脱ぐんだよ?」


「背中、見て。」


すると母がお父さんいるわよーと声をかけてくれた。


そうだった・・・2人ともいるんだった。


たぶん、万次郎で隠れて見えてないはず・・・。


前を脱いだ服で隠して、彼の胸に隠れる。

すると父は、私が見えないとこに行ってくれた。


それを確認して、ソファーにうつ伏せになった。


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