第3章 revenge2.5
ネグリジェの中に手を入れて、勝手に濡れたそこに指を入れて、ぐちゃぐちゃに掻き回される。
飲まされた薬のせいなのか、慣れてしまっているのか、痛みは一切感じず、ただただ、快感で身体が甘く痺れる。
私、ショーツ履いてなかったんだ。
頭ん中がグルグルと回って、壊れたように気持ちいいことしか、考えられなくなる。
「あっ、ああっ・・・気持ちーよぉ、まんじろぉ・・・あん、ああんっ!」
可笑しいくらいに気持ちよすぎて、恥ずかしい言葉もどんどん出て来て、止まらない。
「もっと・・・もっとぐちょぐちょに掻き乱してぇ・・・あんっ、おまんこ、いっぱいぐちょぐちょにしてぇっ・・・!!」
さっきからずっとイき続けてるみたいに、腰が痙攣し続けて、目の前のチカチカが止まない。
万次郎はただ無表情に私を見ていた。
やだ・・・いつもみたいに、耐えられないって顔で見つめてよ。
私が欲しくて堪らないって、目で訴えてよ・・・。
肘を付いて起き上がり、シャツのボタンを外して彼の乳首を、赤ちゃんのようにしゃぶって、パンツの中に手を入れて柔らかい彼の陰茎を握る。
どうして、勃ってないの・・・。
なんでよ・・・私じゃ、欲情しないの・・・?
「オマエ、いつもそんなことしないだろ。」
顔を上げられて、唇がちゅぱっと乳首から離れる。
私、いつもしてるじゃん・・・万次郎を気持ちよくしたいって、言ってるじゃん。
「なんで泣いてる?」
スっと頬を撫でられ、自分が泣いていることに、気が付いた。
「万次郎、私じゃ、ダメなの?なんで?ねぇ、なんで?私のこと、好きじゃないの?ダメだよ、ちゃっと好きでいてっ!!」
いつもの私とは違う、責めるように出てくる言葉。
万次郎は何かを疑うように、顔を顰めた。
「どうした?薬、効いてねぇ訳じゃないよな?」
ナカを掻き乱したまま、私の目をジッと見つめる。
「まんじろぉ・・・なんで?好きって言ってよぉ・・・。」
だんだんと身体の熱が冷めていき、耐えらない程の快感も、少しなくなる。
頭の中もはっきりしてきて、悔しさと悲しさが支配した。
「切れたのか?・・・もっと、飲むか?」
「そんなの、いらないっ!!」
首に腕を回して、ぎゅっと抱き締めた。