第3章 revenge2.5
唇を離して、ゆっくりと起き上がる。
「ねぇ、ドンっていったよ?・・・頭、大丈夫?」
「かっこ悪ぃ・・・。」
後頭部を撫でながら、顔を顰めた。
彼は倒れた勢いで、頭を床にぶつけた。
なんでツッコムんだよと言いながら、私の頬を摘んで左右に引っ張る。
私は痛いよと言いながら、笑った。
「なぁ、してぇ・・・。」
摘んだ手を包み込むように開いて、おでこをくっつけた。
「ちょっと、私にさせて?」
「また、乳首弄んの?」
彼のことを、彼が私にするように、気持ちよくしたい。
服を脱がせ、ベッドに移動させて、彼を仰向けに寝かせた。
鎖骨の下らへんにちゅっと跡を付けながら、その下へ移動する。
乳首を口に含み、舌でコロコロと転がしながら、もう片方を指で摘んだり引っ張ったりする。
彼が私にするように、彼の乳首を刺激した。
ちゅぱちゅぱと音をたてながら乳首を吸って、口を離した。
起き上がって彼の足を掴む。
「星那?」
足の指を口に含み、彼のあそこを口でするように動かす。
「星那、そんなにオレのこと好き?」
「万次郎だって、私のこと・・・めちゃくちゃ好きでしょ?」
彼はもうムリと言いながら起き上がって、私の手から足を取った。
一瞬で、私を横にならせて、上に覆い被さった。
口の中に親指を突っ込まれて、人差し指も入れて、舌を摘み、引っ張り出される。
彼の舌が口の中に入ってきて、舌を通して、唾液を流し込んだ。
彼はそのまま唇を離さず、唾液を流し込みながら、上顎や歯列をなぞって、溜まってきた唾液をグチュグチュと絡ませる。
指を離し、舌を絡め取って、吸うように私の舌を唇で挟み、軽く歯をたてる。
また口内に舌を滑り込ませて、激しく絡めると、溜まった唾液が耐えきれず、口の端から溢れた。
でも、それを許さないように指で掬って、また口の中に戻される。
酸素が足りず、角度を変える度に出来る隙間に、必死に酸素を求めた。
「ん、んんーっ・・・!!」
耐えきれずに、彼の胸を押して離そうとするが、なかなか離れてくれない。
離れようとしないので、胸をトントン叩いて、促した。