第3章 revenge2.5
「あー!!まだあるじゃん!!」
家に着き、部屋でたい焼きを食べてると、彼は1つ食べ終わって私が食べているものに、齧り付く。
「人が食ってる奴の方が、美味そうに見えんだよ。」
彼を睨みつけながら、齧られたものを頬張る。
袋から新しいたい焼きを取り出して、私の方を見つめながら食べ進めていく彼を無視しながら、食べていく。
てか、食べるの早過ぎでしょ、ご飯は普通の速さなのに。
「夜、なに食べたい?」
「んー・・・じゃあ、オムライス!!」
目、キラキラさせ過ぎでしょ・・・。
この前、ドラケンさんからこっそり貰った旗、立ててあげようかな。
彼の口の中に消えていくたい焼きを見て、ご飯食べれるのか?と疑問に思う。
それを見ていると、視線に気付いたようで、残りのたい焼きを口に放り込んで両手を広げる彼に、首を傾げる。
「ぎゅーしたいから、来い。」
「えっちなことされそう・・・。」
悪態を付くが、ベッドに座っている彼に近付いて、膝に座り背中を預けると、後ろからぎゅうと抱き締められた。
「エロいことされてぇ?」
耳元でそう囁かれて、肩をビクッと震わせて首を振る。
「嘘つけ・・・だから来たんだろ?」
お腹に回された手が、厭らしく身体を這う。
敏感なとこに触れられる度に、身体をビクビクと震わせて声を漏らしてしまう。
「エロい声出してさ・・・どこ触られたい?」
いつもよりも意地悪な彼に、下半身が疼いて太腿を擦り合わせた。
ブラのアンダーの部分をなぞって、こっち?と聞かれ、内腿を撫でながら、それともこっち?と耳元で聞かれて、理性なんて吹っ飛んでしまいそうだ。
「意地悪しないで・・・。」
頭を反らせて、彼の頭に顔を擦り寄せる。
お尻を押し返してくる固いものに気付いた。
ネクタイを解かれ、ブラウスのボタンを外されていく。
外したネクタイで両手首を縛って、ブラの上からやわやわと胸を揉まれる。
「星那、ちょっとおっぱい、デカくなってない?」
「わかんない・・・。」
絶対デカくなったと呟いて、確かめるように手の平で包み込む。
大きくなったとしたら、万次郎が原因だと思うんだけど・・・。
いっぱい、おっぱい触るもん。