第3章 revenge2.5
ビクビクと腰を震わせながら、荒く息をする。
「なにやってんスか・・・。」
っ!?・・・千冬、そこにいるの?
「あ、悪ぃ、千冬。止めらんなくなっちった。」
「飯、出来てますよ・・・冷めちまいます。」
千冬はそれだけ言うと、ドアを閉めた。
見られた?・・・見られたよね?
声も聞いてたよね?
ムリ・・・リビング行けない・・・。
ゆっくりと起き上がると、彼と向き合う形になった。
「飯、食いに行く?」
膝を付いて座っている彼の胸に、頭を預けてボーッとする。
ふと、あるものに気付く。
彼の股間の部分が、膨らんだままだ。
だらんとさせていた腕を動かして、ベルトに手をかける。
「星那、いいって・・・飯、食いに行こ?」
「おっきいままじゃん・・・。」
「そのうち、治まるから。」
ベルトを取って、彼のものを露出させる。
「出たら、どうすんの?」
「飲む。」
固くなったものを握って上下に扱き、先走りでテラテラと光る先に手の平を付けて、撫でるようにくるくると回す。
「うっ・・・それ、やばい・・・。」
「これと口、どっちが好き?」
「口・・・。」
結構、即答だった。
その言葉に答えるように、口に含んで出したり入れたりを繰り返す。
キスをする時みたいに舌をくるくると動かして、先を刺激する。
彼の手を自分の頭に乗せて、掴むように促す。
「腰、動かして・・・。」
「へ?」
彼の腰を掴んで、膝を立たせる。
彼は渋々、腰を動かし始めた。
口を少し離して、もっとと言うと、激しくなる動き。
喉の奥に届くまで突っ込んで、口から出そうになるまで引く。
それを激しく繰り返す。
たまに嗚咽が出て涙も出てるが、彼は気付いていない、必死に腰を動かしている。
ベッドに手を付いて、ただ口で彼を受け入れる。
「もっ、出るっ・・・うっ、くっ!!」
喉をぎゅっと締めて噎せないようにすると、口の中にドロっとした温かいものが放たれる。
ピュッ、ピュッと何度かに分かれて吐き出して、ゆっくりと口から抜いていく。
口の中に残る精液をゴクッと飲み干した。