第3章 revenge2.5
「ひっ・・・ぐっあああっ!?」
痛い・・・耐えきれない程の痛みが、私を襲う。
裂くように彼のものが一気に最奥まで届き、耐えきれず掴んでいた彼の腕に爪を食い込ませる。
「やっ、痛いっ・・・やだっ、抜いてっ・・・!!」
あまりの痛みに泣き叫ぶ私を無視して、彼は腰を振り始める。
「むりぃ・・・痛い・・・うっ、ああっ・・・あ、う・・・。」
何度私が痛い、ムリ、嫌だと言っても彼は止めてくれなかった。
彼は一心不乱に腰を振り続ける。
叫び過ぎて声も出なくなり、涙を流しながら耐え続けた。
彼の悲しみや辛さが、手加減なしにぶつかってくる。
彼は暑いと呟き、腰を振りながら服を脱ぎ捨てた。
「うっ・・・!」
限界が近いのか、彼が小さく喘ぎ始める。
「っ!・・・うっ、はっ・・・はっ・・・。」
「っ、くっ・・・!!」
私のナカから一気に抜き去り、服を捲って、私のお腹に欲を吐き出した。
ジンジンと痛みが疼き続ける。
彼は自分に精液が付くことも気にせず、私に倒れ込んで、ぎゅっと抱き締めた。
耳元で荒く息をする。
「うっ、あ・・・ごめん、星那・・・ごめん、ごめん・・・。」
謝り、声を上げて泣き始めた。
思いっ切り泣く方法を探してたんだ。
この2週間ずっと、ちゃんと泣けずにいたんだ。
「私は大丈夫だから・・・たくさん泣いて・・・。」
振り絞って出した声は、酷く掠れていて、彼が聞き取れたかわからない。
彼の背中に腕を回し、汗ばんだその背中を優しく摩る。
そんな経たないうちに彼は泣き止んで、私にボロボロのタオルケットを巻き、抱え上げた。
そのまま彼は部屋を出て歩く。
どうやら彼はお風呂に向かっているらしい。
「マイキー!?」
エマちゃんが、驚いたように声を上げた。
「エマ、帰ってたのか。」
とても静かに囁く。
その時、私の秘部から出ていた血が、ポタっと床に落ちた。
やば、床、汚しちゃったな・・・。
そんなことをぼんやり考えていた。
「っ!?マイキー、あんた星那に何したの!?・・・ありえない、サイテー!!」
私の目の前で、彼がビンタされた。