第2章 『 無敵ベイベー 』✱三ツ谷/裏有/幼なじみ
「オマエ、ここで返事する意味わかってんの?」
個室だぞココ。と耳元で囁かれ一気に身体中の体温が上昇した。
タカちゃんの顔付きがいつも知ってるのじゃなくて
(きれい···)
色気を帯びた表情に完全に絆された私は
自らタカちゃんに口付けた。
「!」
「···しってるよ···」
「···オマエ···煽ってどうなるか知らねーからな」
ちゅっちゅっと大人の真似事をすれば次第にタカちゃんの舌が私の口の中に入っていた。
(なにこれ、知らない···)
(きもちいい、)
「···んっ···ふ···っ」
「声、抑えろよ」
私に覆いかぶさりキスの合間に釘を刺される。
表情が瞳が口が手が私を見て興奮してくれてるのだと分かった
「ん、ったかっちゃん···すき···」
「···オレも」
徐々に私のブラウスのボタンが外れていく、覗かせる肌が恥ずかしい
「タカちゃん、恥ずかしいよ···」
「ん、その内良くなるから気にすんな」
「···ばか」
茶化すタカちゃんの耳は赤く染まっていてそれを見た私もより深く赤く染まった。
首筋から鎖骨に鎖骨からおへそに、割れ物を扱うかのように優しく触れられる。
「っ···ぁっ」
おへそ周りに口付けられ、吸われ、チクリとした痛みが走った。
下着のホックは外され顕になった頂きはぷっくりと主張していた。
タカちゃんは何も言わず私の胸を口に含み頂をコロコロと舌先で弄ぶ。
感じたことも無い快感に思わず声が漏れ出そうになった途端
タカちゃんの指が私の口を塞いだ。
「ふ、っ···ちゅ、···ぷ···」
「オマエ、えっろ···」
「ん、ふ···」
息を荒らげ必死に声を抑える。
個室前の廊下にコツコツと近づいてくる足音。
「ふっ···ぅっー!」
恥ずかしさのあまりやめてと目で訴えるが
タカちゃんは意地悪に笑って、より一層ちゅぱちゅぱと音を立て頂きを吸い上げ、遂にはスカートを託しあげた。
下着の割れ目から滲み出る、可愛い名前の密。
そっと下着をずらすとトロトロに溶けた名前の陰部は熱を帯びて触らなくても分かるほど熱かった。