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あたらよ【東リベ/短編集/裏有】

第2章 『 無敵ベイベー 』✱三ツ谷/裏有/幼なじみ


壊れないように恐る恐る触れてくる指先がもどかしくて擽ったい。
すりすりと手を滑らせ、快感が与えられる。

「ふっ、!あっ!···んっ···!」
体感したことも無いような初めての経験を与えられ
体が酸素を求めタカちゃんの人差し指と中指の隙間から声が漏れ出る。

「シーッ。こら、ちゃんと咥えてな」
と小声で優しく諭され妖艶に笑う見たことも無い彼に下半身を弄ばれ続けた。

「ん、ふ···っ」
もはや下着の意味を成していないそれは
タカちゃんの手によってスルスルと脱がされた。

「痛かったら、オレの指噛んでいいから」
そう言われタカちゃんのごつごつとした長い中指が私の中に収まった。

「んぁっ···!」
少しの痛みとは比べ物にならない快感。
ぬるぬると指が動かされ、私の体はより水気を帯びていった。
「ん、っ、んっ、···」
上下左右に動かされ、まさぐられる。
水気の無い静かな室内にそぐわないぴちゃぴちゃと遊ぶ水音。

「鳴らしでもう一本入れるぞ」
「···!!ぁ!っ···」
「痛い?」
「っ、あっ···ふっ···」

ふるふると頭を振り、否定を意味する。
自ずと涙が浮き出てしまったけど痛くなんてなかった、ただもっとして欲しくて頭がクラクラとする。
心配する彼を余所に私はタカちゃんの硬くなった部分に指を這わせた。

「た、かちゃん······して···?」
「オマエ、上等じゃん」

ほんとに優しく出来ねぇからなと耳を甘噛みされながら伝えられた。
タカちゃんの反り勃つ物を陰部に擦られ、もうどちらの液なのかわからない。
ドロドロと溶け合い絡み合う。

「ぁ···、あ···!」
タカちゃんの首に手を回し、耳元で吐息を感じた。
「た、かちゃ、···きもち···いぃ」
「オレもきもちーよ、名前」
「あ、ぁっ···!」

次第に大きくなる声を危惧し三ツ谷は名前にブラウスの裾を噛ませた。

「っふ···!」
「名前、挿れるよ」
「んぐっ···!!」

タカちゃんが私を割って入ってくる。
痛みはあれど、耐え難いほどではなかった。
徐々に増す、身が捩れそうになる程の快感。
小声で喘ぎ漏らすのが耐え難いほどの強い快感だった。

「っ、ぁっ···!ぁっ···!」
ゆっくりと上下に突かれ、思わず声が漏れ出る。
ブラウスが口元から離れようとしていた時、三ツ谷が口を塞いだ。
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