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オマエしか要らないから【東リベ/オメガバース/R18】

第1章 オマエしか見てないから



αとかβとかΩとか三ツ谷隆は興味がなかった
たとえ人生2度目の検査において自分がα性だと確定された結果が出たとしても微塵も魅力を感じなかった。

勿論α性である事を周知する気など無かったし日常生活を問題なく送れるのならそれで良かった。

今そんな事よりもいかにして母や妹たちを支えるか等の現実的な問題に対してや、東京卍會の仲間内の事で頭を抱えていた。

(・・・問題児が多すぎる。)

三ツ谷はげんなりとし、やや神妙な面持ちで
妹たちへの手土産を求め帰宅途中のコンビニへと入った。

一化学の発展によりΩのフェロモンを抑制する薬の開発は進んでいるようだが未だ効果は安定しない。

今のご時世αもΩのフェロモンに振り回されるのを防ぐ為事前に抑制剤を使用するか、抑制装置を身に付けておくのが常識となりつつあった。

本来ならばあまりフェロモンの影響を受けないβでさえ、Ωのフェロモンを警戒しお守り代わりに抑制装置を身につけている奴も多いと聞く。
抑制剤費用も比較的安価になりこれまでよりは手軽に入手できる時代になったのだが、三ツ谷家にとっては大きな出費だ。

母がシングルな事もあり国からの支援によって幸いにも無料でピアス式の抑制装置を支給されていた。

三ツ谷はどこか他人事だった。
αだのΩだの、信じられなかったのかもしれない。

三ツ谷の周囲がヒートがどうの、番がどうのと年相応に騒ぐ中今の自分には無縁だと高を括った。
先の出来事に夢中になるほど三ツ谷は暇じゃ無かった。
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