第1章 PRAY 1
************(新八目線)
その日、いつものように僕らはスーパーに買い物をしてきていた。
神「銀ちゃん、酢こんぶ買ったアルか〜」
新「神楽ちゃんは本当に好きだね、それ」
銀「酢こんぶなんて買うお金はないの」
銀さんはそう言って神楽ちゃんがカゴに入れた酢こんぶを元の棚に戻した。
神「そんなこと言って毎週ジャンプ買うお金はあるくせに…」
神楽ちゃんはブツブツと文句を垂れている。
また、確かに毎週ジャンプを買うお金が
あるなら酢こんぶの一つや二つ…
銀「…ったく、しょーがねーな
一つだけだぞ」
神「やったぁ‼︎」
銀さんはめんどくさそうな顔をして
神楽ちゃんを見た。