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鬼姫
第2章 PRAY 2
結局最後は土方が折れて、
わーったよ、って私に払わせてくれた。
『今日は誘ってくれてありがとう』
土「お、おう…」
お店を出てそう言うと土方は少し
照れたように顔を逸らした。
…本当に面白い奴。
『誰かとご飯食べたのなんていつ振りだろう』
土「……」
『じゃあ、私はこれで』
土「…またな」
その日はそれで土方とはわかれた。
なんだかよく会う気がするな。
まあ、面白い奴だからいいけど。
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