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鬼姫
第1章 PRAY 1
あの真選組の男があぐらをかいて
刀を抱きながらうとうと寝ていた。
え、
え、ちょっと待って。
………………………
あー、
なんか思い出してきた。
昨日この男に声を掛けられて、
そのあと吐きそうになったけど
そのまま道で寝ちゃって…
て、ことは、
ここはあの男の家?
知らない男に家に泊まったってこと⁉︎
ここまでこの男が運んでくれたの?
え?え?
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