第9章 PRAY 9
あぁー
どうしようか…
首元のは髪の毛で隠せるとしても
この胸元のは…
もう‼︎
なんでこんなとこにつけるのよあの腐れ天パ‼︎
ん?
髪の毛?
そーだ髪の毛!
この長い髪の毛を二つ縛りにして
前に垂らせば…
私は鏡を見つけて髪の毛を結ぶ。
『な、なんとかなりそう‼︎』
どうにか髪の毛を前に垂らしてきて
私は急いで更衣室を出た。
銀「おいおっせーよ」
『遅いって…あんたのせいでねぇ…』
銀「あ?俺のせい?」
そこで私はハッとして口を止めた。
キスマーク隠してたなんて恥ずかしくて言えない。