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鬼姫

第8章 PRAY 8







考えたくなくても考えてしまって
私のテンションはだだ下がりだった。




『あれ? 起きてたの?』



お風呂から出て和室に戻ると銀時はまだジャンプを読んでいた。




銀「いや、なんか。ジャンプ読んでないとこまだあって」




って銀時は言ってたけど、
今日はもう金曜日で銀時が読んでない場所なんてないはずだと思った。



もしかして待っててくれたのかな?




銀「じゃあ寝るかー」




銀時はそう言って電気を消すと
布団に潜り込んだ。




銀時…
最初の方とか私の布団に潜り込んで
添い寝とかしてたのに…



今は私に背中を向けて寝ている。



ねぇ、やっぱりあの人と…?




『ねぇ銀時…』


銀「あー?」




私に背中を向けている銀時に声をかける。




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