第7章 PRAY 7
一瞬にして空気が止まった気がした。
銀時は真っ直ぐ私を見つめてて…
え、何これ…
どこの中学生の告白?
真っ直ぐすぎる告白でしょ‼︎‼︎
『え、こんな私でよければ
よろこんで…』
もちろん私の返事はOKに決まっている。
銀「はぁー良かった」
『ぎ、銀時⁉︎』
銀時は安心したように私に抱きついてきた。
壊れものにでも触るかのようにゆっくりと優しく。
『銀時…』
銀「あ?」
抱きついてるから今銀時がどんな顔をしてるのかなんてわからない。
『キス…して?』
銀「……」
私の言葉に銀時は私を抱きしめて
いた手を肩に移動させて私を見つめた。
銀「じゃあ、遠慮なく」
銀時は私に顔を近づけてきた。
ああ、私銀時とキスしちゃうんだ。
念願の銀時と…