第7章 PRAY 7
『晋助…ここはどこ?』
高「さあな? 死ぬ段階のところとでも行ったところか?」
『…そっか。私は死んだのか…』
高「てめーを救えるのは銀時だけだ。
それは俺もわかってたよ」
『…?』
高「悪かったな。
お前はそっちで頑張れ」
『待って、待って晋助‼︎‼︎』
晋助はだんだん薄くなっていって
笑顔を見せて消えて行った。
…どういうこと?
ここは本当に死後の世界?
晋助…なんか悲しそうな顔してた。
≪てめーを救えるのは銀時だけだ≫
って…どういうことだろう。
私は…銀時をたくさん傷つけた。
銀時は…銀時?
銀時はどこ?
だんだん私の体も透けてきた。
『待ってまだ死にたくない…
まだ伝えてない‼︎ 銀時‼︎‼︎』