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鬼姫
第5章 PRAY 5
私は呆然とその光景を見ていた。
明らかに劣勢な神楽。
手加減をしているようには見えない神威。
…これが宇宙海賊春雨の提督の力なの?
神威「なんだ、つまんないの」
神威が神楽に馬乗りになって
手を振り上げたのが見えた。
『か、神威……やめろ‼︎‼︎』
頭より先に体が動いていた。
神楽「だめアル‼︎ 来るな‼︎‼︎」
神楽の声が聞こえたけれど、そんなのもう止められなかった。
ドォォォォオオオオオン
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