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鬼姫
第5章 PRAY 5
*************
その日はなかなか寝付けなかった。
ていうか一睡も出来なかった。
銀時のことが頭から離れなくて…
でもずっと万事屋にいたら銀時にも
みんなにも迷惑かかるからこれでよかったんだよね…
私は起き上がって着替えると甲板に向かった。
『ちょっと用があるから行ってくるね』
晋助にそう伝えるとあっさりと承諾してくれた。
用って言うのはスナックすまいるを辞めるって言いに行くこと。
私はいつものように腰に刀をさして
船をおりた。
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