第3章 *アリアーブ・ナーリヤ*
アリアーブ・ナーリヤです。
なんかもう、全体的にジャミル寄りになっちゃうのでご了承下さい
仕方ないじゃん。頑張ったもんジャミル..いっぱい子守り頑張ったもん。あとナジュマちゃん可愛いよぅ..
ユウ『前回からのあらすじ』
ジャミル『何か前も聞いたことがあるような..』
ユウ『気のせいです。
カリム先輩・ジャミル先輩の故郷である熱砂の国でヤーサミーナ河 花火大会が開催。カリム先輩の心遣いで僕らも行くことになり、残りのメンバーを適当に召集した』
ジャミル『適当って..はぁ..こっちの身にもなれよ』
ユウ『良いじゃないですか。それに、に楽しんでもらえたら、先輩だって嬉しいでしょ?』
ジャミル『....まぁ、そうだな』
ユウ『あの子にはいっぱい新しいことや楽しいことを知ってもらいたいんです。今までツラくて苦しい思いをした分』
ジャミル『それには賛成だが..はぁ..胃が痛い』
鏡の間
ユウ『いやまさか体調不良で来られなくなったリリア先輩の代わりに、ツノ太郎が来るなんて想像できるわけないよね』
マレウス『これから熱砂の国に行くのだろう?僕も同行させてもらう』
『『『ええ~~っ!?』』』
とんでもない人物の登場に、驚きを隠せない&連れていくことのプレッシャーにジャミルのキャパシティーがオーバーしかけた
ジャミル『お目付け役のリリア先輩がいない中、もしもマレウス先輩の身に何かあったらどうする!?外交問題に発展するかもしれない!俺たちの手に負えないぞ!』
ユウ『ワー、タイヘンデスネー..』
ジャミル『ユウ..一回絞めるぞ』
マレウス『お前程度に心配されるほど、僕はやわではない』
ジャミル『そ、それはそうかもしれませんが..』
マレウス『どうした、バイパー。その表情..もしや僕が来ては迷惑だったか?』
ジャミル『いえ!いえいえまさか!マレウス先輩にわざわざお越しいただいて、迷惑だなんてそんな..』
マレウス『誘われたと思ったが..手違いだったか?僕は勝手に押しかけたということだろうか』