第5章 *LIB ナイトメア・ビフォア・クリスマス*
ジャック『本当に?そりゃ嬉しいね。ありがとう!』
スカリー『ジャック様!ああ、それにアズールさんにジェイドさんも。皆様ご機嫌麗しく』
アズール『ついででも僕たちに気づいてくれて嬉しいですよ。スカリーさん』
『アズさん、ジェイさん!』
アズール『ふふ。貴女は貴女で、僕たちがメインでジャックさんたちがついでのようですね。そちらでもとても嬉しいですよ』
ジェイド『そうですね。ですが、あまり走らないように。怪我でもしたら大変です』
アズール『その時は、監督不行き届きとしてユウさんとレオナさんから救出代や手当代を請求しましょう』
ジェイド『それはいいですね』
飛びついてきたをしっかり受け止め、ニヤニヤと良からぬ企みをする悪い笑みに、レオナは盛大な舌打ちを、ユウは首を全力で横に振った
アズール『ところで、今何をしていたんですか?』
『んとね、三角さんが音楽のひとたち呼んでくるって行っちゃったから待ってるの』
アズール『それはそれは。とういうことはまだ作業に取り掛かっていないと言うことですね』
ジェイド『他のチームは着々と作業を進めているようでしたが..音楽の進行具合には少々不安があります。果たしてハロウィンに間に合うでしょうか』
進んでいないという痛いところを突かれ、ユウたちは罪悪感が募るが、レオナは前のチームのせいだと責任をぶん投げた
『ご、ごめんなさい..』
レオナ『謝る必要はねえだろ。
はぁ..そもそも俺は騒がしいのは好きじゃない。静かな方がいいって点じゃスカリーに同意するぜ』
ジェイド『おや。全員でハロウィンの準備をしてツイステッドワンダーランドに帰る..その約束を違えるおつもりで?これはいただけませんねえ、アズール』
アズール『ええ。みんなで最高のハロウィンを迎えるという契約だったではありませんか』
レオナ『別に手伝わねえとは言ってないだろ。相応の働きはするさ。だが準備をするという約束はしても、一緒に過ごすという約束をした覚えはねえな。
テメェらと馬鹿騒ぎするぐらいなら、1人で静かに過ごしたほうがよっぽどマシだ』