第2章 *ゴーストマリッジ*
前回からのあらすじ
イデアがゴーストのお姫様に見初められて、結婚相手として拐われてピーチ姫状態になっちゃったぞ♪
このままじゃ色々めんどくさいので、花婿候補をけしかけて、断絶の指輪をはめて帰ってもらおう!!
以上
イデア『いやいやいや!!そんな軽いあらすじある!?色々めんどくさいって、拙者このままじゃ死んじゃうんですけど!?大体、なんで..』
イライザ『まぁ、イデア様♪そんなに声を荒げてどうなさったの?あっ、結婚式まで待てないのね?待っててくださいな♪今、タキシードを用意させるから』
イデア『いや、そういうことじゃなくて、ちょちょちょっ...誰か助けてぇぇぇぇぇ!!!』
『今、イデさんの悲鳴が聞こえた気がする』
ユウ『今頃お姫様と仲良くフォーリンラブしてるんじゃない?(適当)』
『フォー?』
ユウ『気にしなくていいよ。さて、断絶の指輪をはめる花婿候補の人達を集めたのは良いけど』
ユウたちの前には、イライザ姫の"理想の花婿"の条件に合った生徒たちがズラリと並んでいた
ユウ『いやぁ..成功する気がしないね』
『そう?みんな、良い人だよ?』
ユウ『そりゃにとってはね。そもそも、180cm以上が大前提なんて..ねぇ』
『リドルさん凄い怒ってる』
リドル『結婚相手を身長で選ぶ?身長さえ高ければ、フロイドのようにふざけた奴でも良いというのか?どうかしてるとしか思えない!』
トレイ『まあまあリドル。身長なんて個性の1つだよ』
リドル『そんなことは分かっている』
フロイド『そーそー。金魚ちゃんは小さくていいんだって..あれっ?金魚ちゃんどこ?消えちゃった?』
リドル『は?なんだい、フロイ..』
フロイド『ーーあ、いたいた。ちっちゃくて見えなかったぁ』
わざとらしく明後日の方を見ながら煽られ、リドルはその顔を真っ赤に紅潮させた
リドル『ウギィィィイイイ!!!』
『リドルさん、どうどう』
リドル『ウウウウ!!』
『怒っちゃ...や..』
リドル『...はぁ..すまない』
慌てて宥めに来たに落ち着きを取り戻したリドルは、申し訳なさそうにの頭を撫でた