• テキストサイズ

イケメン源氏伝 〜時を超えて〜

第7章 夜這い



『私はさっきの方が好きです』

「………そうかよ」

ふと頼朝の目に光が灯ったが
それは一瞬で消える

「で?どうする
ほんとに酒でも飲むか?」

『丁重にお断りします!』


ふんっと鼻を鳴らし
ずんずんと自分の部屋に進む

ふとピタリと足を止める

「?」

『……おやすみなさい
頼朝様』

「…あぁ」

(それだけを言うために?
やっぱり変なやつだな)



頼朝の口はほんのり弧を描いており
本人も気づくことは無かった








/ 320ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp