目覚めたら、異世界で逆ハーレム~転生先は乙女ゲーの公爵令嬢~
第4章 魔法学校~入学式~
青空澄み渡るよき日に、魔法学校に入学式が行われる。
エマ:「空気が澄んでいて、少し寒いけどいい天気で良かったね♪♪」
テオ:「エマ様、他人事のように聞こえますが.......🤔」
ミヤ:「まだ、実感が湧いてないんでしょ?」
エマ:「不思議な感じなのよね…、また学生生活を送れるなんて。不安もあるけど何か楽しみで٩( ˆoˆ )۶❤︎⃛テンションが上がりすぎるといけないから押さえているのよ」
テオ:「そう言われると.......。良かったです。行きたくないと言われたらどうしようかと😧」
テオ:「私は手続きに行ってまいりますのでミヤと寮の方に先に行っていて下さい。」
ミヤ:「エマ様、参りましょう。公爵家は他の生徒達と違う寮で授業等も全て公爵家は別のカリキュラムで行うのでこの前会われた、アルトワ公爵家とオルレアン公爵家しかおりませんので御安心下さい。」
エマ:「寮も彼らと一緒なの?」
ミヤ:「同じ敷地内ですが、建物は別になっております。元々、この魔法学校を作ったのが我がコンラディン公爵家になります。エマ様の曾祖父にあられるコンラディン1世がご自身の魔法研究の為に創設されてそれからアルトワ公爵家、オルレアン公爵家の三家で守って来ました。」
エマ:「凄いところの娘なんだね…私は。何か不安になってきた(°͈^°͈` ;)」
ミヤ:「歴史は確かにございます。ですが、それを権力としてされてる公爵家ではないので、民に愛され共に生きる。何かあれば、矢面に立つ。それを心に留めていただいてまずはご勉学に励んでください。」
テオ:「不安になられるのも仕方ないです。そのためにこの魔法学校で学ぶのです。アルトワ公爵家、オルレアン公爵家のご子息もここでエマ様同様に学ばれます。ここでは魔法はもちろん、この国を支える公爵家としての在り方、政治、情勢などから一般教養などまでここでこれから必要なことを学びますのでご安心ください。」
エマ:「学生生活を楽しみながら送ろう。勉強も今なら楽しく出来そう((´∀`*)) ミヤもテオもいるわけだし。」
ミヤ:「エマ様のポジティブさに救われます。」
エマ:「前世での経験で後悔していたから、もしやり直せるならって気持ちがあったからかもね。それにミヤとテオが傍にいてくれたから。」