第3章 目覚めたら・・・。

テオ：「ミア様、前にいた世界と違って科学の進歩はないです。
ですが、前の世界でゲームの中でしかなかった魔法ですかこの世界では生まれながらにして備わってます。」

ミヤ：「私たちを含めコンラディン公爵家に仕えるものはすべて魔法省をSランク以上での卒業をした者のみです。」

エマ：「う～ん、で。今日はそんなに特別な日なのかとか色々聞きたいことがあるんだけど・・・。」

ミヤ：「手短にお話します。本日は、エマ様の１５歳のお誕生日であります。」

エマ：「１５歳の誕生日に顔合わせなの？」

テオ：「前の世界で、歴史の授業で習ったかと思いますが。日本では元服と表現されて成人を意味されます。」

エマ：「そういうことね。この世界では、１５歳が成人とみなされるってこと？」

ミヤ：「確かにそうなんですが、あくまでも今回は許嫁候補の方とお会いするだけです。明日から通われる魔法学校で共にすぐされます。」

テオ：「魔法学校は３年間を夏季休暇と冬期休暇以外は魔法学校で共に過ごされます。」

エマ：「３年間は寮生活ってことね。でも、ここのこと何にも知らないけどやっていける？」

ミヤ：「光希の時に経験した学校生活と同じです。」

テオ：「魔法学校なので学ぶことが少々違いますが、エマ様なら大丈夫ですよ。」

２人の理解できていたが頭がまだ追いついていない光希ことエマ。

前の世界で平凡で何の取り柄もなく、コツコツと仕事をしたことで多少の評価を得たが、結局のところ都合よく使われた結果・・・過労死。

学生時代・・・、中学でいじめにあってから人の目が怖くなって高校は同級生のいない高校のために寄宿学校に入ったことを思い出した。

エマ：「まぁ、公爵家の人間だからいじめには合わないだろうし、何とかなるかな。」

ミヤ：「私たちも一緒に行くのでその点は安心していただけるかと・・・。」

エマ：「ミヤとテオも一緒なら良かった。ところで、顔合わせってまだ時間は大丈夫なの？」

ミヤ：「本日の顔合わせは、魔法学校への入学祝いも兼ねちますのでまだ準備が整ってません。」

テオ：「アルトワ公爵家、オルレアン公爵家の方々もまだ到着しておりませんので、それまでに少し勉強をしていただきます。」

この後、テオとミヤからアルトワ公爵家とオルレアン公爵家の話など詳しく聞いた