第33章 ●観念する●
恋ちゃんは悟お兄さんの言いなりです。
「ちょっとだけ、咥えて。」
ベッドの横に立ち、パンパンに膨れたボクサーパンツを脱ぐ悟。
「ちょっとだけでいいの?」
手を添え、舌を這わす。
もちろん、視線は悟の瞳へ。
「ああ、いいよ、恋ちゃん。ちっちゃい恋ちゃんにぺろぺろしてもらいたかったんだ。」
「悟お兄さんのおっきいね。」
「七海のより?」
またそれ?
「うん、おっきいよ。」
口の中に唾いっぱい溜めて咥えた。
「ああ、凄いね、恋ちゃんのお口、気持ちいい……あっ、ああ。」
私の頭を両手で押さえる。
「ンンッ。」
ワザと声を出した。
「あー、ヤバい、もうヤメて。」
「どうしちゃったの?」
「すぐイッちゃったらもったいないから。恋ちゃんの中に入れたいし。向こう向いてお尻突き出してごらん。」
「うん。」
言われた通り、女豹のポーズで待つ。
準備を終えた悟がブルマの横から指を入れてきた。
「ンッ、アァン。」
「もうとろっとろじゃん。このまま入れてもいい?」
「うん。恋の事、悟お兄さんの好きにして下さい。」
「じゃあ、後ろからズポズポしちゃうね。」
「ジュポジュポしてくらさあい。」
ブルマを少しずらし、悟のモノが入ってくる。
「いくよ。」
「ンッ、アァンッ!」
昨夜の事を覚えていない私にとって久しぶりの快感。
やっぱ、悟じゃなきゃダメ。
「いいよ、恋、ああ、すごい気持ちいい。体操服着たまま悟お兄さんに入れられちゃってるよ。」
「悟お兄さんのすごいよぉ。」
「恋ちゃん、あんま締め付けないで。」
「だって、キュンキュンしちゃうんだもおん。アンッ!ねえ、もっとしてえ。」
「ああっ、ごめん、悟お兄さん、もう保たないよ、あ、イク、イクよ!ああ、恋ちゃん!」
ビクビクと痙攣しながら悟が昇天した。
私は全然足りてない。