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流れる 〜呪術廻戦 五条悟※R18〜

第28章 ●見縊る●


首に腕を回して胸に吸い付き、痕をつけた。

「っ……」

小さく喘ぐ建人。

「フフッ。建人、可愛い。」

「あなたの方が可愛いです。」

赤くて小さな痕がついた。

「じゃ、今度は私が。」

「ンッ。」

鎖骨の下に赤い痕をつけられた。

「好きです。」

唇を塞がれ、舌入れられる。

息をするのも忘れ、舌を絡め合う事に夢中になる。

彼の首に回した手で頭を撫で、顔を撫で。

角度を変えて舌を絡め合う。

「ハァッ、ハァッ。」

唇を離され、自分の息が荒い事に驚く。


そんなに夢中になっていたなんて。


胸を愛撫され、再びTバックの隙間から指をねじ込まれた。

「ンンッ、アァンッ。」

「とろっとろだ。」

「もういいよ。早くぅ。」

ねだる。

「いいですよ。」

一度ベッドを下り、服を脱ぎ捨てゴムを着ける建人。

戻ってきてTバックを脱がせてくれた。

そして正常位でキスをしながら私の中へと入ってくる。

「ンンッ、アァッ!」

「あ、ああっ。」


視線が絡む。

指が絡む。

足が絡む。


汗ばむ肌と肌。

クチュクチュと音が響く部屋。

上からぽたり、ぽたり落ちてくる汗。


もう、冬だというのに。

この部屋だけは熱帯夜のよう。


「アンッ、けんとぉ、気持ちいいよぉ。」

目を見開いて言う。

「恋、恋、イキそうだ。」

「ダメッ、もう少し、もう少しだけ待って。」

少しおあずけ。

「ど、りょくします。」

「ンンッ、けんとぉ。好きぃぃぃ。」

「私も……好きです。」

「けんとぉ、イッちゃいそうだよ。」

「いいですよっ!一緒に……恋!」

「アンッ、イク、イクゥ!」


2人で一緒にイッちゃった。


「可愛い。」

終わった後、頭を撫でてくれた。

悟の手を思い出して涙が出た。
 
何も言わず、ただ優しく抱きしめてくれる建人。

彼の胸に顔を埋めて願った。


この人だけを愛したいと。
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