• テキストサイズ

ただ、イチャつきたいだけ

第8章 中学生7




「今度私圭介に勉強教えようか?
私も得意ってわけじゃないけど
教えると頭に入るっていうし…」

場地「本当かっ?!じゃあ、宜しく頼むわー
俺ほんっとわけわかんねーの。
出来るにこしたことねーってのは
分かるんだけど、内容とか全然理解できねー…」

「大丈夫だよ。
留年しちゃったら2年の修学旅行一緒に行けなくなるじゃん!
がんばろ?」
顔を覗きこむ

その仕草にどきっとする場地は
顔を赤らめながら小さく「…うん」と呟く

「た、圭介は特攻服のリクエストとかある?
今日タカちゃんとデザイン最終的にはなしあおつってなってて!」

場地「シンプルでカッコいいのがいいな!」

「ザックリだねー(笑)色とか…イメージみたいなのない?」

少しうーんと悩んで、パッと閃いた顔をし
場地「やっぱり、金の刺繍とかはかっこいいかもな!
特服がどんな色でも金ならかっけーんじゃねーの?」

「金か…確かにカッコいいかも!
デザイン決まったらまた報告するね!」

場地「かっこいいの頼むぞー」
八重歯を出してニカっと笑う圭介は
見た目、メガネと七三分けになっても
圭介だなぁと安心させてくれる




授業はいつも通り過ごした…
あんなにたくさん寝たのに
マイキーは授業中ずっと寝てた…(笑)
寝る子は育つって言うけど
身長はドラケンが一番育ってるなぁと
意味のない事を考えながら
先生の話を聞く
今度圭介にも教えなきゃだし
真面目に受けようと思うけど
授業の途中からやる気はなんか出ない…
次の時間から頑張ろー…と思い
今日は風の流れが早いなぁと雲の流れを観察し始めた




ーーーー放課後

三ツ谷「りこわりぃ。
今日かあちゃん居るから俺ん家使えねーわ」

「そうなの?マナルナ会えると思ったのにな〜…
タカちゃんママに久しぶり会いたいけど
お仕事で疲れてる所にお邪魔するのは
悪いもんね。
私の家でいいならどーぞ?
ネットも好きに使えるし♪」

三ツ谷「…りこがいいなら。」
こいつ、部屋に男誘う意味分かってんのか?
いや…分かってる訳ねぇか…

「よし!じゃあ、帰ろ?」

三ツ谷「おー。」

2人は並んで歩き出す


/ 130ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp