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ただ、イチャつきたいだけ

第1章 出会い




コンビニまでの道中
ふと疑問に思ったことがあって
疑問をぶつけてみた


「ねえねえ、3人とも髪染めてたり、タトゥー入れてたり
ピアス開けてたり、年上とケンカしたり
いわゆる不良?とかヤンキー?ってことだよね?」


「そうなのか?
まあ、俺らの年でタトゥー入れてたり、ピアス、髪の毛
染めてるやつらはそんなにいねぇな〜」


「なんか、不良とかヤンキーとかって
タバコとか吸ってるイメージあるけど
そういうのはしないの???」


「あ?タバコなんて身体に悪りぃーだろうよ
タバコは20歳からなんだからよ」


あ、正論なんだけど意外にも真面目な所があるドラケンが
可愛く思えてきた


「ふふっ、そうだね!
タバコは身体に悪いから、みんなにふたと吸ってほしくないから
よかったー!」


「俺も思うんだけどよ…
りこ俺らといて周りの奴らから
なんか言われたり、されたりしてねぇの?」


「?」

どういう意味で言ってんのか理解できなくて
たくさんの?が頭に浮かぶ


「ケンチン、多分りこはそんな固定概念ねーんだよ。」
とにこにこのマイキーが「なっ!」と
私に同意を求めてきた


いや、固定概念ありありだけど?
と思っていると


「だから、俺らみたいな見た目のやつらと
つるんでたりすると、大体の大人が
俺らとの付き合いやめろって言うんだよ。
後は、俺に負けて気に食わないやつが
俺らの近くにいるやつに腹いせに八つ当たりしたりよ…
ドラケンはそういうのが無いか心配してんだよ」
と少し目を伏せがちな表情で話す三ツ谷。


「あー!そういうことね。
んー、最初三ツ谷見た時は確かに少し怖かったかも
でも話し方?雰囲気?があんまり怖くなくなったな〜
流石にドラケンにあった時は怖かったよ笑
でも、笑顔が意外と可愛くて親しみやすい人なんだと思ったの
それから、マイキーは何考えてるるのか
分かんなかったけど弟みたいで可愛いよ
なんて言っていいか分かんないけど
私みんなのこと大好きだよ?
みんなも私のこと好きじゃないの??」


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