第1章 出会い
流石の小学生でも、異性に「大好き」なんて
言われてビックリしない子はいないだろう
多分りこは「LIKE」の意味で「LOVE」の
意味で言ってないことは分かる。
「「「ああ、俺らもりこのこと大好きだよ」」」
3人がりこの顔を見ながら
少し照れ臭そうに笑って
そんなこと言うもんだから
ちょっと赤くなってしまう
「あれ?もしかしてりこ照れてる?
りこが先に言ったんじゃん。
俺のこと大好きって♡」
「マイキー、勘違いすんな。
俺ら3人をりこは大好きっつったんだぞ。」
「そうだぞー、勘違いすんなよー」
流石に恥ずかしくなってきたので
話題を変えようと思い
「もう少しで、私達も中学生だね!
みんなと一緒中学で嬉しいな〜
今はみんなバラバラだから放課後のちょっとした時間か
休みの日しか会えないじゃない?
これからはみんなともっと会えると思ったら
嬉しいな〜」
「これでみんな同じクラスとかだったら
最高だよな!」
「さすがに、それは奇跡に近いだろ、
だって俺らの地区の小学校が中学まとまるんだから
結構な確率だぞ?」
「でも、本当にそうなったらいいな〜…
ん、みんな学校ちゃんと、くるの?!」
「は?俺らを何だと思ってんだよ…
学校は行かなきゃダメだろーよ
義務教育なんだし」
また、正論のドラケン
うん。分かるけど、見た目不良の人に言われると
やっぱビックリするって笑
コンビニまでの道中そんな他愛もない話をしながら
ずーっとこんな時間が続けばいいな〜と
心から3人が思っていた…