第6章 中学生5
「ドラケンに、言う必要はないでしょ………」
ドラケン「……まあ、俺らは付き合ってるわけじゃねぇからな。
確かに言う必要はねえが、俺が気になるから
聞きたい。それじゃダメか…?」
「ダメ…じゃないけど…何となく言いたくない…
ドラケンも他の人に何処までしたとか
知られたくないでしょ?」
ドラケン「お前の言うことも一理ある。
わかった。じゃあ、俺は俺でりこを好きにする
嫌なら全力で止めろ。無理強いまではしたくねぇから…」
そう言って、私にさっきとは違う濃厚なキスをしてくる
逃げようとしても頭を支えられて逃げれない
ドラケンの舌がわたしの口内を犯してくる
「んんっ///……っあ、ちょっ……-んっ///」
このキスは何回しても上手く息ができない…
しばらくするとドラケンがキスをやめ
顔が近い距離のまま
ドラケン「嫌なら止めろって言ったろ…?」
少し悲しそうな表情で伝えてくる
「いや…いやって言えたら楽だよ…
でも嫌じゃないんだもん…」
何言ってんだ、わたし
「だってドラケンのこともみんなのことも
大好きなんだもん…」
あ、泣きそう
「わたし皆んなを受け入れたい…
そんなのが許されないし、いかに非常識かは分かるけど
頭と心がついていかないの」
一気に涙が溢れてきた
「私はドラケンを嫌と思わない
多分少し酷い事された位で嫌いにもなれないと思う…
だから…だから、ドラケンこそこんな最低な女忘れて
他の人に目を向けて…」
ちがう、本当は他の人の所なんていってほしくない
ドラケン「……………わかった。」
ドキッと胸が高鳴る
ああ、やっぱりドラケンはこんな最低な女嫌だよね…
嫌われたのかと思うと一層涙出てきた
ドラケン「乱暴にしても嫌いにならないって事だよな?」
「…………え?」
一気に涙が止まる
タオルで軽く体を拭かれお姫様抱っこされる
え?!なにこの状況
裸でお姫様抱っことか死ぬほど恥ずかしいんだけど///
ベットに優しく私を下ろしてくれる
ドラケンは自分の髪を結んでいたゴムをほどき
バサっといつもと雰囲気が違くなった
更に色気が増したドラケンにドキドキする
「ねぇ、何する…の?」
ドラケン「オレの事を受け入れて
俺に何されても嫌いにならねぇっていうなら
俺の好きにするって言ったろ?」