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ただ、イチャつきたいだけ

第4章 中学生3





さっき、マイキー耳を舐められた感覚を思い出し
かぁっと熱くなるのが分かり、パッと体を離す

当の本人は屈託のない笑顔で私の方を見てる
絶対これ反応楽しんでるよね?!

場地「…なぁ。マイキーってりこが好きなのか?」

「?!///」
圭介なにそのストレートな聞き方!!
圭介らしい聞き方だけど、もっと他にあるでしょ?!

マイキー「あー!バレたかぁ(笑)」
恥ずかしがる様子もなく、堂々としてる
そこは男らしくて、かっこよく思えた…

場地「ふーん…」

マイキー「なに?場地もりこのこと好きなの?」
少し低めの声で圧がかかる

場地「いや。好きとかよく俺分かんねぇから。
でも、昔っから将来隣にいるのはりこだろうなって
想像できてたなー。なっ!りこ?」

えー?!いきなり私に聞かれても!!
「あー…どうだろうね?」
この場が上手く収まりますように…

場地「あ?でも、お前昔俺とずっと一緒にいるって
約束してたじゃねぇか」

「?いつ…?」昔?

場地「5歳ぐらい?」

三ツ谷「それ、子供の約束じゃねぇか!!」

ドラケン「5歳はさすがに無効だろ…」

場地「うるせぇ!!約束は約束だ!
だから、将来は俺とりこは結婚すんだよ。なっ!」
犬歯ひ覗かせた、昔から好きな笑顔で同意を求めてくる

「ごめん…私その約束覚えてない…かも?」

三ツ谷「覚えてねぇのが普通だよ(笑)
ルナなんて、しょっちゅう〇〇くんと結婚するとかいいながら
次の日違うやつの名前出してんぞ」

マイキー「それはダメだろ(笑)」

三ツ谷「いや、子供なんてまじでそんなもんなんだよ。
場地が覚えてることの方が異常なんだよ」

「圭介、覚えてなくて…ごめんね?
でも、そんな昔のこと覚えてくれてたのは
とっても嬉しいよ!」

場地「…おう」
あ、照れ臭そう(笑)

場地「かあちゃんに聞いたら記憶ハッキリすんだろーなー…
あっ!!そう言えばあの時キスしてきただろ?!
あの時だよ!あの時!!」

ド・マ・三「「「はあっ?!」」」



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