第4章 中学生3
マイキー「…」うとうと
「ちょっと?!本当に寝ないでよ?!」
マイキー「りこがキスしてくれたら起きる」
「は?」
唐突になにいってんの?
マイキー「ほっぺでいいからキスしてくれたら
俺、ちゃんと起きるから」
まぁ、ほっぺならいいか
「じゃぁ、向こう側向いてくれる?」
マイキー「んー」
マイキーの頬に唇が触れそうなときに
顔がくるっとこっちを見てきて
頭に手を回されて、ぐっと顔が近付く
「ん?!」
マイキーは少し首をあげて私の唇にキスをしてた
そのまま、キスをされたまま
視界がぐるっと回り
私の頭がベッドに打たないように優しく押し倒される
「んー!!」
マイキーを叩いてもどいてくれない
ぬるっ
くちゃっ
舌が入ってきた
絡ませるようにねっとりと…
隙間から息をしようとすればするほど声が漏れる
「んっ…は…///
ちょっ…と!マイキっー? んっ///」
マイキーは私の表情を見ながらずっとキスを続ける
私の舌は逃げても追いかけられて追いつめられる
ぴちゃっくちゃっ
水音だけが保健室に響く
この音だけでどうにかなりそう…
ようやく唇が解放されたかと思うと
マイキー「えっろ。
あー…やべ。俺このままりことヤリてぇ」
「ストーップ!!!!!!」
私はマイキーの顔の前に手を出す
マイキー「なに?」
「ちょっと待って?!え、私たち今キスした…んだよね?///」
マイキー「そうだよ?りこが前に言ってた
生々しいえろいキスした」
「ーーーーっ///」
なんで!?してきた当の本人は普通にいられるの?!
恥ずかしくて死にそうなんだけど!!
もうマイキーの顔見れない!!!
ぷいっとマイキーか顔を逸らす
マイキー「あっ!なんで俺の方見ねぇんだよ。」
ちょっと声のトーンが低くなった
マイキーは私の顔を両手で挟み
無理矢理自分の方へ向ける