第3章 中学生 2
思わずマイキーの口があった場所を手で触る
「もー、マイキー何やってんの!」
ド「りこ、手どかせ」
手をどけると、そこにはくっきりとキスマーク
マ「多分これ、当分きえねーよ♪」
鏡で見てみる
「なんか、真っ赤になってるじゃん!!!!
なんでこんなことするの?!」
マ「りこが俺のだって周りに思わせるため。」
こんなんで、周りにそんなこと思わされるの?
三「…なんか、マイキーいらつく」
そういって三ツ谷はマイキーのキスマークの反対側に吸い付き始めた
「?!ちょっと?!三ツ谷?!」
これまた押してもビクともしない…
もう、諦めた。
どうせ一箇所赤くなるのも二箇所赤くなるのも同じ。
もう、好きにさせよーと思っていると
ド「じゃあ、おれはこっち。」
そういって、三ツ谷とは反対側の耳の後ろに吸い付く
耳に近いからかドラケンの吐息を余計に感じる
たまにペロっと舐められて、変な気分になりそう
そのまま、ドラケンの舌か耳を責めてくる
ぴちゃぴちゃ音が響く
「え?! んっ!///ちょっと….ドラケンなん…っか変な感じするからやめて///」
なぜか、涙目になってしまう
頬が高揚して赤く染まっていた
「ねぇ?! んっ…んーーーー!!あっ…///」
ーーーーズコンッ
鈍い音が響いたと思ったら
ようやく両方から気配が消えた
ドキドキが止まない、どうしたんだろ、私
マ「おまえら、やりすぎ!!!」
そう、鈍い音の正体はマイキーが二人の頭をどついた音
三「わりぃ。なんか見失ってた…
でも、元はと言えばマイキーがりこにキスマークなんかつけるから…」
マ「俺のせいだっていうのかよ!!勝手にお前らが暴走しただけだろ?大体ケンチンだって…りこ涙目なってんぞ!!」
ド「余裕なくなってた…そんな嫌だったか?」
「嫌っていうか…なんか変な感じがして
ちょっとこわかった…
あ、ドラケンが怖いとかじゃなくてー…
なんて言うんだろ?
今までに感じた事ない感じだから上手く言葉にできないけど…
おかしくなりそう?脳が支配されそうな感覚?」
ド「へーーーー」ニヤニヤ