第3章 中学生 2
三「マナ、ルナよくやったなー!!」
ド「お前ら、あのマイキーを出し抜くなんてスゴイぞ!」
マナルナはなんで褒められてるのか
分からないまま「えへへ」と照れていた
「マイキー、そんな落ち込まないでよ」
マイキーの拗ねてしゃがんだ肩をとんとんしながら
声をかける
マ「嬉しかったのに…」
「そんなに?!んー…間接キスの何が嬉しいの?」
マ「りこの一部分でも、俺の中にあるってのが
嬉しかった」
「え、でも唾液だよ?嫌じゃないの?」
マ「俺はりこのなら、なんでもいーの」
「そんなものなのかなぁ?キスとかした事ないから
分かんないけど唾液って考えたらちょっとヤだな〜」
ド「りこ意外と生々しいキス想像してんのな」
「え?!」///
ド「だって、そうだろ?普通想像するのは
唇に軽く触れるキスだろ?」にやにや
「うっ…うるさいなーっ!
この前丁度ドラマで見ちゃったから
そのシーンが衝撃だったの!!」
ド「りこ意外とむっつりだなー」ケラケラ
「ちがうもん!!」
ド「どーだか」ニヤニヤ
マ「な〜、りこ〜、俺とのキスいや?」
「いきなり、何聞いてんの?!
嫌とか、まだよく分かんないよ…」
マ「分かんないって事は、嫌ではないって事だよな?
もしくは、してみないと分からないって事だよな?」
「え?」
そういうと、マイキーの顔が一気に近づいてきた
マイキーが純粋な目をしたままこっちを見てるから
目線を外す事も逃げる事もできない
口にくるっと覚悟して目を瞑るがキスは一向に来ない
口ではなく、首筋にキスされてた
「マイキー?!」
私の声で、ドラケンと三ツ谷が気付く
一生懸命マイキーを押すがビクともしない
こんな小柄なのに何処に力があるの?!
マイキーの髪の毛がくすぐったい
首筋が舐められてる?吸われてる?くすぐったい
ド・三「「おいっ!!!」」
2人がかりで引き離そうとしても、
なかなかしぶとい
ようやく満足したのか…
マ「あー。スッキリした♪」