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ただ、イチャつきたいだけ

第1章 出会い




週に1回か2回遊ぶようになり
どんどん仲良くなった

もうすぐ出会って2か月が経とうとした秋の終わりごろ
一人紹介したいやつがいるといわれついていくと
そこには刈り上げていて金髪のモヒカン?みたいな男の子。。。

え、男の子って言っていいのかわからない
だって小学生の体つきじゃない!
どうみても中学生…

そんなことを思いながら見つめていると

「なにみてんだよ」

「おい、事前に言っただろ?
こいつが最近俺と遊んでるりこだって」

「あー、、、そういえば言ってたな
俺は龍宮寺堅だ。
ドラケンと呼べ」

「私はりこです。
えっと…三ツ谷くんとはお友達…なのかな?」

「こいつが家出したときに、俺が拾ってやったんだよ」
と言いながらニシシと笑う

見た目はイカツイけど思ったより怖くなさそう…

「ドラケン、そんな言い方ないだろー
でも、俺はりこを拾ってやったってことになるのか?」

悪戯っぽい笑みを浮かべる三ツ谷に
そんな笑顔で見られたらずるいと思うりこ

「もー、そんな言い方しないでよ!!」

「わりぃ、わりぃ!
そういえば、ドラケンも紹介したいやついるって言ってなかったか?」

「ここに来いって言ってんだけど、あいつたいてい遅れてくっから先に店に入って待ってようぜ」

そういって歩いた先には雰囲気がある喫茶店

カランカランと気持ちの良いベルの音が響き
3人で足を踏み入れる

「あーーーーー!」
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