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ただ、イチャつきたいだけ

第2章 中学生





ド「え。これ俺場違いじゃね?」



周りはどう見ても女子ばかり。
そんな中不良の男が頭一つ飛び抜けてるのが
遠目でも分かるくらい、似合わない存在



「この機種でいい?空いてるし」



ド「どれでもいいから、とにかく入ろうぜ」

ドラケンに半ば強引に押し込まれて
機械の中に入る形になった
背中に手が触れられただけで
ドキドキしちゃうんだけど…


ド「さっさと撮ってでるぞ!」


ドラケンはこの時知る由もなかった。
そう、プリクラは意外と密着するのだと。
しかも、機械がかってにポーズを指定してくる
抱きついてねとか、背中合わせで撮ってみよう!、とか
後ろからハグしてねとか、ほっぺを合わせてねとか…

こんなの、さすがにりこと付き合ってるわけでもねぇのに
できねぇよ。と、思いながらりこを見ると
流石に照れてる様子。
りこからプリクラ撮ろうって言ったくせに
何で、俺より照れてんだよ。




ド「おれ、ポーズとか分かんねぇ
でも、りことなら
指示されてのかポーズも悪くねぇ…かも」



「あ、ありがとう。
じゃあ、せっかくだし私全部したいなって言ったらダメ?」



ーーーーーまずは、ピースで撮ってみてね

カシャっ

ーーーーー次は背中合わせて撮ってみよう

カシャ


ーーーーー前後に分かれて後ろの人が抱きついてね

「これ。私が後ろでもいい?横から顔出すから…ダメ?」

ド「わかった」

「では…失礼します!」ぎゅっ

ド「!!!!」
これ。思った以上にヤバくねぇか?!
女の身体ってこんな柔らけぇの?!
しかもこれ胸当たってるよな?!
わざとか…?
りこ着痩せするタイプなのか?
意外とあるぞ…
店の女の下着姿とか裸見ても
なんの興奮もしねぇのに…
くそっ勃ちそ…「けんちーん!」「ドラケン!」

「え?!」

カシャ


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